【ゆいまーる/キャリア支援ナレッジ】人事担当者の目にとまる履歴書と職務経歴書の書き方
こんにちは、株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」第二新卒チームです。
転職活動において、履歴書と職務経歴書の記入はまず取り組むべきステップです。自分の経歴をどう見せるか、いかに人事担当者の目にとまるものにするか、気になる人は多いと思います。
そこで、今回は履歴書と職務経歴書のポイントについて見ていきたいと思います。
キャリア支援からみた履歴書記載のポイント
履歴書は、自分の基本情報を簡潔に記載します。企業によりますが、手書きの提出を求められることもあるので、まず手書きかパソコンでの作成かを確認しましょう。
手書きの履歴書だと、文字のきれいさや丁寧さを見られることもあります。パソコンで作成の場合、フォーマット崩れがないか、わかりやすく記載されているか、読み手への気配りがあるかも見られるポイントになるでしょう。
詰まることなくスムーズに読むことができる状態で初めて、その先の内容を見られるケースもあります。逆に、読みづらい文章、誤字脱字、わかりにくい表現だと、どんなに内容が良くても人事担当者も途中で読むのを辞めてしまったり、評価が下がってしまう可能性もあります。
では、記載する際の具体例を紹介します。
・日付
面接日に持参する場合は面接日を記載する。
・住所
1-2-3 のように略さず、1丁目2番地3号のように正式名称で記入する。
・証明写真
影などは入れず、明るさもちょうどよいきれいな写りにする。
スマートフォンで撮影の場合は、背景や光の加減に注意する。
・年号
西暦と和暦が混ざっておらず、全体で揃っている。
・資格など
募集要綱にあった取得資格が並べられている。
・その他
メールアドレスとSNSのアカウント名が一緒の方は、最終の段階でSNSなど情報をチェックしている企業も増 えているようです。その場合、転職用アドレスを作成するのもいいかもしれません。
・自己PR
ここは応募する企業によって工夫できるポイントになります。
面接官と共通点があれば盛り上がる話の種になるかもしれませんし、募集要項に関連することであればアピールの補完ができるかもしれません。
例として、学生時代にサークル活動で国際協力に携わっていた方で、sdgs関連の勉強をしていた方がいたとします。海外に関連がある事業や、CSRなどの分野などを事業で扱っている企業だとしたら、過去のサークル活動が強みになる場合があります。先方の事業や募集要項をよく読み、何が求められているか考えて自分のキャリアを切り取ってアピールしましょう。
書き方の基本を押さえた上で、自分の職歴や志望動機でに関して、プラスαで目にとまる記載ができると良いですね。
参考:https://cs.musubu.online/jobchange-media/resume/301/
キャリア支援からみた職務経歴書の記載のポイント
次に、職務経歴書の書き方のポイントです。
職務経歴書には、ご自身の築いてきたキャリアの詳細を記載します。
実際にやっていた業務と、自分が携わって作った実績も入れながら記載をします。応募者にどんなスキル・能力があって、会社に入ったらどう活躍できそうか、人事担当者がイメージできるように、簡潔に且つわかりやすい内容になるよう意識するとよいでしょう。
その上で、募集要項には先方のこんな人に来てほしい要望が詰まっています。1部の職種に関して、先方が求めている情報を記載します。
・営業職
取り扱っていた商材
担当地域
顧客の規模
顧客数
商談相手の役職
顧客評価
営業実績
・事務・管理職
PCスキルレベル
クライアントや外部との折衝経験
事務処理能力の高さ
・企画、マーケティング、経営、管理職
担当業務の範囲
所属していた部署の規模
成果
また、自己PRでは、人柄や、応募に対する思い、強みや姿勢など、応募者のパーソナルを伝えられる箇所でもあります。今までのキャリアも含めて、ここで具体的なエピソードを交えて人事の方に伝わる文章を書いてみましょう。
書き終えたら、キャリア支援担当に、第3者から見てどう伝わるか添削してもらいましょう。
他に履歴書と重複しますが、文章の簡潔さと読みやすさ、実績を数字で記載することで第3者が見て相対的に結果が伝わるようにすること、会社への貢献度など、読み手がイメージできるように記載すると良いでしょう。
おわりに
転職活動でまず向き合う履歴書と職務経歴書の記載のポイントに関して今回はお話ししました。
共通しているのは、第3者が見て内容が簡潔でわかりやすく、履歴書と職務経歴書を見たらその人が「今までどこで・どんな業務をして・どんな結果を作ったか・今回の募集要項にあてはまっているか」です。
今後のご自身の転職の1歩となる履歴書と職務経歴書のポイントを押さえて、人事担当者に届く書類作成をしてみましょう!
以上、「キャリリア」第二新卒チームでした。
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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、Carellia(キャリア支援)など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/
【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。