【ゆいまーる/キャリア支援ナレッジ】いざ転職!キャリア支援担当からお伝えする、面接におけるポイントとは?
こんにちは、株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」第二新卒チームです。
ここ数年で働き方やキャリア形成に大きな変化があるように感じます。
大手に入って勤め上げる方もいる中で、大手からベンチャー企業に転職して、30代前後にかけて確実にキャリアアップをはかる方もいたりと様々です。
今回は、転職活動中の方に向けて、キャリア支援をする中で感じる面接対策のポイントをご紹介いたします。
事前準備がキー!キャリア支援担当が思う面接対策のポイント①
転職をする際にまずやることは、自分のキャリアの棚卸、つまり職務経歴書の記載です。
ここで自分が経験した業務内容をどのように記載するかで、その後の面接対策のやりやすさに関わってきます。
また、話を聞いた際に人がイメージするものは異なってくるので、業務における成果を定量的に表すことも重要でしょう。
営業の方だけが定量的に結果を表すことが出来ると思う方がいると思いますが、事務仕事でも定量的に表すことは可能です。
例えば、
・月間で〇〇〇名のファイル・データ打ち込み・管理
・1日〇〇通のメール・電話対応
・1件あたり〇〇円規模の営業事務サポート
・1か月〇〇件の見積書の作成
などが挙げられます
誰が、どんな業務を、どのくらいやっているか、数値で表すことで成果が明確になり、応募者にどのくらいの実力があるか先方もイメージしやすくなります。
どのような業務に携わり、どのような成果をあげたのか、経験や実績に焦点を当てて書いてみるといいでしょう。
「自分はまだまだ未熟だから」とか、「そんなに出来てないから自信がない」などと言われる方がいます。
ですが、携わったことがある業務とその結果を『正確に』記載していくことが自分の現在地を知るポイントになりますので、ぜひここは同僚の方にも聞いたりしながら棚卸してください。
自分軸ではなく、客観的にみてどんなことができるのか?を押さえられていると良いと思います。
自分の魅せ方がキー!キャリア支援担当が思う面接対策のポイント②
キャリアの棚卸をしたら、次は面接対策です。
大事だなのは、自分自身のことを主観的にも客観的にも知ることです。
私自身転職を数回経験しており、かつ現在はキャリア支援をしていますが、
初めて転職をする方とお話をすると、ご自身の実力を知っている人は意外と少ないと感じます。
資格の取得はもちろんですが、一生懸命携わってきた業務の経験や、会社で作ってきた実績など、ヒアリングをすると多くの方が職務経歴書に追記できる内容があります。
例えば、エンジニア経験がある20代前半の方の転職サポートをした時のことをお伝えします。
その方は趣味で空き時間にプログラミングをするほど、IT関連のことが大好きで、言語も自ら習得してしまう程です。
ただその方は入社して3年以内で、あまり社外の方と交流をしてはいなかったため、自分が転職市場でどのくらいの需要があるか把握していらっしゃいませんでした。
そこで、職務経歴書をもとに面接対策を始めた際、その方が思っている以上にできることがあり、結果的にエンジニアの正社員転職をすることができました。
他にも、自分が今までやってきた経験も活かすことができます。
大学時代に国際協力を専攻していた方がいました。
その方は、就職の際には大学時代の勉強内容をそのまま仕事に繋げることは難しいと考えていたので一般企業に就職していましたが、とある案件でちょうど国際協力に関係したことがある人材を募集していたのです。
年数や資格は問わなかったため、その方はご自身の業務経験+過去の経験を組み合わせて転職を上手くいかせていました。
会社によって求められるスキルや能力、人柄なども異なります。
先方のニーズに合わせて、自分のどの強みや経験を切り取って伝えられるかが面接対策では重要になります。
おわりに
自分自身のことは、意外と自分が一番分かっていないことがあります。
主観的に努力して得てきたスキルや経験値を認識することはもちろん、客観的にも自分の強みもおさえているからこそ、総合的に自分のことを把握することができます。
面接時には、先方企業が求める部分を存分にアピールして、お互いが満足する結果となったら最高ですよね。
ぜひ以上のポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。
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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、Carellia(キャリア支援)など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/
【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。