【ゆいまーる/キャリア支援ナレッジ】キャリア支援事業をする企業の第二新卒チームが考える、転職市場の課題と解決方法とは
こんにちは、株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」第二新卒チームです。
労働市場の現状を見ると、キャリアを築いていく上で、多くの人が転職をする機会があることがわかります。
20代で転職を希望する人は、すぐに転職する・しないに関わらず、いずれ転職する際に良いスタートを切れると思いますので、転職市場の課題とその解決方法を見ていきましょう。
転職市場の現状
課題を見ていく前に、まずは転職市場の現状を知っておきましょう。
2024年1月~3月の転職者比率と呼ばれる就業者の内、転職者の割合は4.5%となっています。
前年の同じ時期である2023年1月~3月に比べて0.1%上がっています。
参考:総務省統計局 労働力調査(詳細集計)2024年(令和6年)1~3月期平均
端的に言うと、転職する方の割合が増えているということです。
その理由としては、新型コロナウイルスの流行によって、働くことに対する価値観の変化が考えられます。
■労働時間やワークライフバランス
コロナ禍に多くの人の働き方が変わりました。
その影響で労働時間が改善されたり、リモートワークの普及でワークライフバランスが上手く取れた面もあります。
しかし、コロナの流行が落ち着き、元々の働き方に戻る企業もあり、働きづらい環境に対する不満から、転職を考えるきっかけになったことが考えられます。
■新たな挑戦や興味の変化
コロナの流行がきっかけで現在の仕事や将来について考え始めた人が多いと思います。
そのため、現状よりスキルアップして稼ぐことを目標にしたり、新しい業界・業種を知って挑戦することを決めたり、自分の理想のキャリアとは何かを考えた上で様々な選択肢が広がっていった結果、転職者の増加に繋がっていると考えられます。
転職市場の課題と解決のために今から出来ること
それでは、転職市場の課題についてみていきましょう。
キャリア支援事業の第二新卒チームとして転職に関する様々な情報を得る中で、企業が求める人材と転職希望者との認識のミスマッチが多く見受けられます。
自分が持っているスキルや経験を活かしきれないことや、活かせる場合でも賃金が見合わないこと、希望する業務ができる配属ではないことなどが理由として挙がります。
それでも企業が第二新卒や中途の採用をするのは、転職者の存在がいることで企業内に新たな風が吹き、企業がより成長することが期待されるからです。
企業としては転職者にとって魅力的で選ばれる企業となるべく、各社で様々な取り組みをしています。
参考:日本総合研究所 活性化する転職市場の現状と経済への影響
次に、ミスマッチを防ぐための解決策について考えていきましょう。
そもそもミスマッチはなぜ起こるのでしょうか?
いくつか要因が考えられますが、企業の求めている能力や条件に達していなかったり、自分自身の希望がちゃんと伝わっていなかったりなどのミスコミュニケーションが考えられます。
今すぐ転職を考えていなくとも、いざ転職するタイミングが訪れた時のために、今から準備出来ることがあります。
■自分の強みと弱みの把握
強みはどのようにすれば活かせるか、弱みはどのように改善するかを考えてみると、履歴書や面接で自分を魅力的に見せるポイントが見出せます。
■目標の設定
特に長期のキャリア目標をまず設定することで、短期の目標が決まってきます。
最初に決めた長期目標次第で転職のタイミングが見えて、今するべきことや転職活動の方向性が見えるでしょう。
おわりに
株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」では、第二新卒で転職を考える皆様の希望をお聞きし、皆様が納得する転職となるようサポートいたします。
そのためにも皆様ご自身で転職に関する知識や世の中の傾向を少しでも把握しておくと、自分が進もうと考えているキャリアの方向に近づけるのではないでしょうか。
より詳しく知りたい、相談したいことがある際は、ぜひ「キャリリア」までお気軽にご連絡ください。
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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、Carellia(キャリア支援)など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/
【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。