【ゆいまーる/キャリア支援ナレッジ】今と昔のキャリアの捉え方


こんにちは、株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」第二新卒チームです。

9月に入り少しばかりですが、過ごしやすい日々になりました。
今回は「今と昔のキャリアの捉え方」をテーマにお話出来たらと思います。

今と昔のキャリア形成の変化


まずは、現在の20代とその親世代、シニア世代の仕事に対する価値観の違いを見ていきましょう。

◎Z世代(20代)
転職が当たり前の時代となり、またAIや業務の自動化などの背景から代替されにくい仕事を選択することや、そういった人材になることが必要になってきます。よって、スキルアップやコミュニケーション等の能力向上など人的資本を高める方が多い傾向にあります。
終身雇用の終息や物価上昇、年金の受給年齢の引き上げなど将来に対する不安なニュースも多いため、複業やフリーランス、転職をはじめ幅広い働き方やプロセスの選択肢があります。

◎親世代(主に40〜50代後半)
今とは異なり終身雇用が当たり前のなかで就職活動をされていた世代となります。
長く存続し多くの資金を持ち、従業員数を抱える大手企業への信頼が絶大であり、子どもの就活にも強い影響を与えているようです。
一般的な転職は難しいですが、年齢を重ね役職から重役といった実績からの転職も存在します。
早期退職の選択肢もあり、人生100年時代で考えたときに今から何ができるかがテーマとなっています。

◎シニア世代(主に60代以降)
60歳となり定年を迎えると多くの方は定年退職あるいは再雇用の判断をします。再雇用は、一般的には正社員とは別の雇用形態となり、65歳まで1年契約の有期雇用を更新する形となります。また2021年4月1日に施行された改正高年齢者雇用安定法では、70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務とされています。

上記のような方から既に社会活動を引退された方、グループ会社等への転籍またはパートタイム勤務をされている方まで様々な働き方が混在しています。
就労時の貯蓄や投資、自立した子どもからの支援など経済状態も多様です。
少子高齢化が進むなか、シニア向けのキャリア研修も注目されており、定年退職後の人生を自分はどう生きていきたいか、どんなことを大切にしていきたいか等の軸を自分で発見し行動計画に落としていくというものです。
改めて今後のキャリア、プライベートを含めた過ごし方に向き合う方が多いようです。

今の20代のキャリアの捉え方


では、今の20代はどのようにキャリアを捉えているのでしょうか。

キャリアと言えば、仕事上の高い地位や積み上げた経験を指すのがこれまでの意味でしたが、2000年以降はその人の生き方全体を含めて広く捉えられるようになりました。つまり、従来は職務経験や職業能力、役職といったワークキャリア中心であったのがライフスタイルも重視する考え方に推移してきています。
体感のある方も多いかもしれませんが、がむしゃらに働くというよりかはワークライフバランスを意識した働き方を望む方が増えている傾向にあります。

労働者は自分の人生の充実を図るので、企業側は企業価値の上昇はもちろん従業員一人ひとりが望む働き方の提供が必要になります。

おわりに


いかがだったでしょうか。
今回は、今と昔のキャリアの捉え方について書きました。
転職するのにも、より今後の人生設計からの逆算やライフプランに重きを置いていることがわかったと思います。
特に社会に出て1~3年以内の第二新卒の方には、ぜひ「キャリリア」のキャリア支援を活用して、新たなキャリアを築いていってもらえれば幸いです。あなた自身が納得出来る転職へ尽力いたします。

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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、Carellia(キャリア支援)など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/

【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。

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