【ゆいまーる/キャリア支援ナレッジ】働く環境が及ぼす仕事のパフォーマンスへの影響とは
こんにちは、株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」第二新卒チームです。
「自分の仕事を円滑に進めたい」
「期待されている結果を出したい」
など、皆さんそれぞれ自分の仕事をする上で目標や理想とする働き方があるかと思います。
理想の働き方を実現するためには、仕事でのパフォーマンスを向上させることが大事なってきますよね。
業界・業種に関わらず、仕事のパフォーマンスを向上させるには自分の実力を上げることが大切ですが、それと同時に、自分の実力を目一杯に発揮できる環境の影響もまた、仕事をする過程や結果に少なからず影響してきます。
今回は2020年に起こった新型コロナウイルス流行をきっかけに変化している世の中の働く環境について振り返りながら、皆さん自身が仕事のパフォーマンスを向上させるために出来ることも併せてみていきます。
働き方の多様化が進んだ背景
新型コロナウイルス流行がきっかけで多様化した働き方に伴い、それにまつわる様々な単語もよく聞くようになりました。
改めてそもそもどういう意味なのか、ここではテレワークを中心に振り返ります。
■テレワーク
働く時間や場所をICT(Information and Communication Technology = 情報通信技術)を活用することで有効化する働き方を指します。
テレワークは次に出てくる「在宅勤務」「モバイルワーク」「サテライトオフィス勤務」の働き方の総称です。
①在宅勤務
オフィスに出勤せずに自宅が勤務する場所となる働き方。
②モバイルワーク
電車などの交通機関での移動中や顧客先、カフェなどの外出先が勤務する場所となる働き方。
③サテライトオフィス
自分が就業するオフィス以外のオフィスや遠隔勤務用の施設が勤務する場所となる働き方。
参考:厚生労働省 働き方・休み方改善ポータルサイト テレワークとは
テレワークを導入または導入する予定である企業の推移を見ると、2019年(令和元年)は29.6%であるのに対し、翌年の2020年には58.2%と倍増しています。
参考:総務省 令和2年通信利用動向調査の結果
テレワークのメリットは、通勤時間が削減されることで時間を有効に活用できる上に通勤のストレスがなくなることや、働く場所に縛られないため私生活において住む場所の選択肢が広がることなどが挙げられます。
他にも様々な理由はありますが、働き方の見直しが謳われている中で起こった新型コロナウイルス流行に伴う感染症拡大防止対策も相まって、テレワークの導入が拡大したと考えられます。
働く場所が与える働き方への影響
企業のオフィス利用の実態や働き方に関する調査結果によると、メインとするオフィスやテレワークの環境整備など働く場所全体を重要視している企業が72.2%に及びます。
これは人材の確保や、人材の価値を最大限に引き出して企業価値の向上につなげる経営の観点から、重要とする企業が多いことを示している結果といえるでしょう。
特に、メインとするオフィスの環境整備としては、コミュニケーションのための場づくりや集まるための機能を重視する施策に関心が高い傾向にあることから、コロナウイルス流行後もコミュニケーションが業務遂行に及ぼす影響が大きいと言えます。
またテレワークが普及したことで、現在では社内外問わずオンラインでのコミュニケーションができていると捉える企業も多く、企業ではコロナ後の多様化した働き方に対応しながら従業員の働きやすさを両立するために様々な角度から施策を打っています。
参考:ザイマックス不動産総合研究所 大都市圏オフィス需要調査2023秋
オフィスに用意されている集中ブースやリラックススペース、各従業員へのキャリア支援体制や社内イベントなど、仕事のパフォーマンスを向上させる環境が整っている場合は積極的に活かしていきましょう。
おわりに
自分が理想とする働き方をするためにも、まずは世の中の企業が働く環境についてどのような考えを持っているか、そして施策を打っているかを知ると、希望とする企業を選ぶ基準の一つになるかと思います。
皆さんの働き方に影響を与える環境選びも、株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」第二新卒チームはお受けしますので、どんなことでもまずはご相談ください。
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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、Carellia(キャリア支援)など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/
【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。