【ゆいまーる/キャリア支援ナレッジ】転職での変化に対応するポイント~都市と地方間での転職について~
こんにちは、株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」第二新卒チームです。
転職には環境の変化が伴います。ここで言う環境とは、企業の雰囲気や、オフィスのある場所、人間関係などを含みます。
自分のキャリアを考えた上で転職を決める時に、都市から地方へ、地方から都市への転職を視野に入れる方もいらっしゃるかと思います。
今回は国土交通省が定義する用語に沿い、都市を東京・大阪・名古屋、地方をそれ以外と定義して、都市と地方間での転職において抑えておきたいポイントをご紹介します。
現在の勤務地から距離が離れている場所への転職を考えている場合は、ぜひとも参考にしてみてください。
都心から地方への転職
■仕事の種類
特定の産業が盛んな地域もあるため、求人情報もその産業に関わるものが多いかと思います。例えば、新潟県燕市では金属加工品、愛媛県の瀬戸内海では漁船漁業など、調べてみると様々な産業があります。自分の持つスキルや経験と結びつけると、自分が活躍できる仕事の幅が広がるでしょう。
■通勤スタイルの変化
地域に寄りますが、都市と比べて地方は、海や山などの自然が豊かな環境が身近にあるイメージです。そのため、職場への通勤手段として自動車の選択肢が浮かんでくるでしょう。
もちろん都市への通勤で自動車を利用する方もいらっしゃると思いますが、大半の方は電車を利用しているため大きな変化となります。実際に地方で自動車通勤している方曰く、パーソナルスペースが確保されているため通勤が快適だそうです。
■コミュニティとの繋がり
都市と比べて地方では同じ地域に長年住んでいる方が多い傾向にあるため、近隣の方とのコミュニケーションをよく取り、関係性を大事にしている方が多いです。仕事を通じて知り合った方と家族ぐるみの付き合いになることも考えられますので、公私ともに周りの人との関わりを持って良好な人間関係を築くとよいでしょう。
地方から都心への転職
■求人数の数と求職者の数
都市には企業のオフィスが集中していることに伴い、仕事の数も地方と比べて多く、職を手にしやすい面もあるでしょう。
また、転職が珍しくない昨今の情勢を考えると、人が集中している都市での求職者の数もまた多いと考えられます。毎日応募があるような企業の仕事を勝ち取りたい場合は、自分を戦略的にアピールすることが求められる面もあります。
■金銭感覚の変化
全国の最低賃金から見る通り、都市での仕事の収入が上がる可能性があります。ただし都市の物価は高いため、地方での生活との変化を求める場合は、収入が生活費に見合った金額であるか、仕事を探す際に注目してみるとよいでしょう。
参考:厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧 令和6年度地域別最低賃金改定状況
■人間関係の構築
都市には都市出身者はもちろん地方出身者も集まります。
企業内での人間関係を良好にすることに加えて、私生活での交友関係を築いておくと、仕事もプライベートも様々な人と過ごすことができて充実した日々を送ることができるでしょう。
おわりに
今回ご紹介した、どちらの方面に転職する場合でも、希望とする企業がある地域について調べたり、実際に勤務している人の話を聞くなどして情報収集をするとよいでしょう。
大きく環境を変える時は不安がつきものですが、情報収集をすることで1つでも懸念点を解消して転職までの計画を立てておくことのが大切です。
株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」では、皆様のキャリアプランを共に立てて、希望する道に進めるようにお手伝いをしております。まずはお気軽にお問い合わせください。
以上、「キャリリア」第二新卒チームでした。
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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、Carellia(キャリア支援)など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/
【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。