【ゆいまーる/キャリア支援ナレッジ】アルムナイ採用のメリットデメリットを考えてみた!

こんにちは、株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」第二新卒チームです。
新卒で4月から入社した社会人の皆さんの中には、研修を終えて現場に配属される方も増えてきていることでしょう。
そんな中で、新卒で入社した企業からの転職後、再度出戻りで入社する「アルムナイ採用」に注目が集まっています。
アルムナイはラテン語で「同窓生や卒業生」を指しますが、ビジネスシーンにおいては、企業の退職者やOB・OGを指す言葉として使われています。
以下の沖縄タイムスの記事では、「辞めたけどおすすめしたい企業」の特集が組まれ、新聞社の記事として取り上げられるほど注目されていることがわかるでしょう。
沖縄タイムス:https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1593225
一度退職した人材を、再度社員として迎えるアルムナイ採用は、これまでの採用方法である就職・転職イベントやリファラル採用などとは異なる、新たな方法かと思います。
私自身新卒で入社した企業から転職した身ですが、もし他社で経験を積んで成長した自分で1社目に出戻りするキャリアを選択するならば、1社目在籍時と比べて自分はどういう力を発揮するのだろうか、と考えると面白いなと感じます。
今回は、人材不足が叫ばれている日本で、アルムナイ採用を実施するメリット・デメリットをご紹介していきます。
アルムナイ採用のメリットとは?

①即戦力として働ける
元々いた職場に出戻りすることになるので、具体的な仕事内容・事業・業界を理解した状態で業務を開始することができます。
そのため、通常の中途社員と比べて研修期間を短縮できる可能性が高く、最前線に立って成果を作り出世していくためには効果的だと言えるでしょう。
②知っている人が多いので働きやすい
自分が出戻りする企業に、転職前に一緒に働いていた方が引き続き勤めていることもあるでしょう。
そのため、面識のある方と働くことができる可能性が高くなります。
転職時に人間関係を新たに築くこといは心理的な負荷となりやすいため、不安要素をクリアした状態で働くことができるのはメリットと言えるのではないでしょうか。
参考:三菱マテリアル採用広報note「出戻り歓迎!アルムナイ採用始めました」
https://note.com/mmc_recruit/n/n398dadf551f7
アルムナイ採用のデメリットとは?

①心理的な壁を感じられる場合もある
アルムナイ採用は最近増え始めている採用方法のため、新しい取り組みに慎重な既存社員からは「一度退職したのにまた入ってきたのか」というネガティブなことを言われる可能性も十分にあります。
特に、人間関係があまり良好でないことが原因で退職した場合は、懸念を払拭できるような関係構築の方法を考えてみてはいかがでしょうか。
②転職前の問題を再び抱える可能性がある
どんなにポジティブな理由で退職していても、「やりたかった業務や、成し遂げたかった目標の実現が叶わなかった」ということは事実としてあると言えるでしょう。
だからこそ、以前勤務していた企業に再入社する場合は、入社目的を明確にしていると、ご自身の理想のキャリアを進んでいくことが出来るかと思います。
おわりに

今回はアルムナイ採用のメリット・デメリットについて記載してきました。
ポジティブな理由で退職したのであれば、転職先の1つとして考えてみるのも良いと思います。
ただ、アルムナイ採用を検討するにしてもしないにしても、そこで働いていた時の自分よりは成長した状態で、次のキャリアに進めると良いでしょう。
キャリリアでは、これまでのキャリアで培ってきたスキルや実績等を、面談を通して一緒に整理することが可能です。
転職準備をしたい!という方は、お気軽にご相談ください。
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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、Carellia(キャリア支援)など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/
【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業。システムエンジニアとして証券会社に入社後、日本IBMに転職。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として複数の事業を手掛けている。