【ゆいまーる/キャリア支援ナレッジ】転職エージェントが語る!新卒採用と中途採用のプロセスの違い
こんにちは、株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」第二新卒チームです。
私も初めての転職の際はそうでしたが、転職活動をいざ始めようと思っても分からないことばかりだと思います。そのため、私は転職エージェントサービスを活用してサポートしながら、”転職のプロセスや意図して準備すべきポイント”を理解するところからスタートしました。
本日は、新卒採用と中途採用の違いを踏まえながら、転職活動で意識すべきポイントをプロセスごとにご紹介します。
選考プロセスと求める人材の違い
まずは、選考プロセスの違いから見ていきましょう。
新卒就職と転職では、選考プロセスに大きな違いがあります。
新卒採用
エントリーシート提出、筆記試験、SPテスト、グループディスカッション、個人面接(複数回)
中途採用
履歴書・職務経歴書提出、書類選考、個人面接(複数回)、(スキルテストがある場合も)
新卒の場合、企業は「成長ポテンシャル」を重視して採用を行います。
そのため、学歴や課外活動、自己PRなど広範な視点で候補者を評価できるプロセスになっています。
一方、中途採用の場合は「即戦力になる人材」が求められます。
企業は、候補者が入社後すぐに成果を上げられるかどうかを見極めるため、これまでの経験が非常に重要となります。専門知識やリーダーシップ、課題解決能力等、どこでも適応して結果を作り出せる力があるかが問われます。その前提のもと、採用したいポジションにふさわしい実績があるかを書類や面接を通して判断します。
書類選考
中途採用の場合は、特に書類選考で候補者を絞りこんでいます。
採用したいポジションが明確に決まっていることが多いため、適したスキルセットや実績があるかをしっかり見ます。
言い換えると、新卒採用に比べ不合格になる率が高いため、できるだけ多数の企業に応募することを推奨します。
職務経歴書の書き方にも秘訣があります。
業務経験やスキルセットをアピールするために「具体的な実績を数字で示す」ことが重要です。
例えば、10人のチームでECサイトのリニューアル開発をしたという経験がある場合、
そのまま書くのではなく、具体的に数字を使って説明します。
記載例)
- 10人のチームの部門リーダーとして、アパレルECサイトのリニューアル開発をした。
- 3か月のリニューアル開発では、要件定義、UI設計、運用設計、予算管理を推進。
- リニューアルによって売上が前月比120%UPを達成した。
どんなスキルがあるのかが明確に伝わりますし、数字があることでチームや案件の規模感、業績貢献イメージが伝わります。
書けるような大きな仕事をやったことがないと感じる方へのポイントは、どんな経験も書いてみるということです。
社外向けイベント運営や採用面談の経験など、一見関係なさそうな業務実績も活躍アピールに繋がります。
ひとまず書いてみて、知見のある転職エージェントにフィードバックを貰えたら、より自分の価値を伝えられる経歴書になるでしょう。
面接内容
選考が通ると、次は面接です。
募集要項にマッチする経験があるか、会社の即戦力になるスキルがあるかを見られます。
面接は「事前準備」がとにかく大事です。
基本的な質問にどう答えるか整理しておくのはもちろん、面接する企業の情報を理解しておいて聞きたいことも準備しておけると良いでしょう。
入社後のミスマッチを減らすことにも繋がりますし、入社の意欲も伝わります。
また、面接はオンライン・対面に関わらず、10分~15分前には準備を完了してその場にいるのがおすすめです。私も転職の時に、転職エージェントの方からアドバイスをもらい実践したところ、人柄が高く評価された経験があります。
面接ではスキルマッチングの見極めが行われますが、何より人としての印象がダイレクトに伝わる重要な場です。面接官が早めに来た場合、当たり前に時間管理ができる人という印象を残せたり、世間話でコミュニケーションを取ることができます。
内定
新卒採用と大きく違うポイントは、「内定保留期間」と「契約条件の交渉」です。
内定保留期間
新卒採用では内定保留期間は数か月~半年以上になることが多いですが、中途採用では、数週間~数か月程度が一般的です。
私がキャリア支援のサポートをしている中では、1週間以内に判断というケースも非常に多いです。
早期の人材確保のための採用であることが多いため、企業側の採用判断は早いです。
そのため複数企業から内定をもらって選びたいという人は、特に注意して選考フローを進める必要があります。
契約条件の交渉
中途採用では、給与交渉、役職、勤務条件も交渉して決定します。
経験や活躍見込みに応じて定められるため、職務履歴書や面接でのアピールがここに繋がります。
直接交渉できることもあれば、転職エージェントが仲介して交渉する場合もあります。
その場合は転職エージェントの交渉力にかかっていますので、誰にサポートをお願いするかが最終結果に直結します。
キャリア支援の経験が豊富だったり、仕事ぶりが人として信頼できる転職エージェントを選びましょう。
おわりに
私自身初めての転職活動の際は不安なこともありましたが、知識豊富な信頼できる転職エージェントにたくさん力を借りました。
人生は転職さえできればOKではなく、転職した先にどうなっていくのかが大事だと考えています。
理想の人生に繋がる効果的なキャリアにできるようにと、一緒に真剣になってくれる転職エージェントの方にお願いして本当に良かったです。
その経験を元に、求職者の方にとって理想の人生になるよう転職サポートをさせていただいております。
株式会社ゆいまーるでは、キャリアに真剣に生きているパッションあふれる転職エージェントがたくさん在籍しています。
理想のキャリアをつくるためにも、ポイントをおさえて一緒に転職を成功させましょう。
みなさまが良いキャリアアップをできるよう、私もキャリア支援により一層尽力します。
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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、Carellia(キャリア支援)など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/
【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。