【ゆいまーる/キャリア支援ナレッジ】求人情報の用語や略語を正しく理解しよう
求人情報の用語の「あいまい理解」はNG
転職軸や企業の選択基準を作成したら、次はそれをもとに求人情報をチェックしましょう。
ここでは同じ求人情報でも、ちょっとした表記の違いで意味合いが異なるものについて説明していきます。
意外に後々気づいてトラブルになるケースが多いのが、気になるところだけを見て応募先を決めてしまうケースです。たとえば備考欄に記載された「○〜月から出社可能な方」「長期出張可能な方」といった条件を見逃して応募をしてしまい、面接でわかって辞退をするといった人も少なくありません。
せっかく応募しても、条件が合わず辞退となると、それまでに応募書類作成や面接への対応に費やしたせっかくの時間ももったいないですよね。。それをムダにしないためにも、応募先を絞った段階で、求人情報をじっくりと再読することをオススメします。
似ている言葉でも意味がまったく違う求人情報の用語
企業が社員を雇う際には、法的にも事前に知らせるべき情報が山ほどあります。それを、限られたスペースと文字数で伝えているのが求人情報です。特有の用語や略語も多く使われ、たった1文字の差が、待遇や勤務条件に影響することがあります。
「完全週休2日制」と「週休2日制」
これは、まったく別のものです。
完全週休2日制は毎週2日間の休みがあることですが、週休2日制は週2日間の休みが月に1回以上という意味。
「交通費全給」と「交通費支給」
この2つも意味が異なります。交通費全給は通勤交通費の全額が支給されますが、交通費支給は上限額があるか全員一律額支給などが一般的。
イメージでなく中身を理解することが重要
最近の求人情報で多いのが、企業が独自に作成した職種名。「マーケットリサーチャー」とあったので、リサーチャーだと思ったら飛び込み営業だった……といった職種名の印象だけが先行して応募を行い、辞退となる例も見られます。
そのほか、よくあるのが「賞与○カ月」の意味のとり違え。「給与額の○カ月分もらえる」と思うのはマチガイで、「○カ月」の基準になるのは諸手当を除いた基本給や基準給与と呼ばれるものです。これは、賞与のほか昇給や退職金などの計算のもとにもなります。
こんな意味だろう……という憶測では、正確な判断はできません。求人情報は、記載の中身をしっかり理解することが前提です。不明な用語や理解しにくい内容があったら、転職エージェントを活用して確認するか、必ず自分自身で調べておきましょう。
おわりに
転職活動は、情報が大事です。就職活動と転職活動では、面接対策のポイントも異なります。初めての面接対策にはキャリア支援や転職エージェントを活用して、適切なアドバイスをもらいましょう。第二新卒の転職ならゆいまーるの「キャリリア」にいつでもご相談ください。正社員への未経験や転職や年収アップのポイント、自分の強みを活かしたキャリアパスの考え方など、キャリア支援経験豊富な転職エージェントが全力でサポートします(未経験転職も大歓迎)
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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、Carellia(キャリア支援)など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/
【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。