【ゆいまーる/キャリア支援ナレッジ】第二新卒でベンチャー企業に入社するのはアリ?ナシ?メリット・デメリットを解説


こんにちは、株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」第二新卒チームです。

近年、新卒入社3年以内で転職する人の割合が増えています。厚生労働省によると、2021年3月に高校・大学を卒業した人の入社3年以内の離職率は、高卒が38.4%、大卒が34.9%)であり、前年度よりも増加傾向であるそうです。。
参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00007.html

離職後の就職先として、ベンチャー企業の選択肢が挙げられます。ベンチャー企業とは、独自のアイデアや技術で新しいサービスやビジネスに挑戦している企業のことです。
特徴として、創業数年と年月が浅い企業が多く、エネルギッシュに業務を進める社風が強い傾向にあります。そのため、職務経験を一定積んでいながらも将来性があり、体力もある第二新卒は重宝されやすいでしょう。

そんなベンチャー企業に、第二新卒で転職するメリット・デメリットは一体何なのかを今回は解説していきます。

ベンチャー企業に転職するメリットは?


ベンチャー企業に転職するメリットは以下が考えられます。

①大手と比較して、自分のアイデアを形にする機会を得やすい
社員数が少ない中で事業を始め、売り上げを立てていきます。決裁者との距離が近く共に業務を進めることが多いため、社員一人一人が即戦力として主体的に動くことが求められます。そのため、自ら提案したアイデアが決裁者の目に入りやすく、積極性を示すことでアイデアがそのままプロジェクト化する可能性もあります。
従って、自分のアイデアを形にしていきたい方には、ベンチャー企業への転職をおすすめします。
実際に私は、社員数100名以下のベンチャー企業に2年程勤めた経験があります。社内エンゲージメントを向上させるプロジェクトのリーダーなどを任せてもらった経験があります。

②新規事業に携われる可能性がある 
ベンチャー企業では、1-2年に1回のペースで新規事業が立ち上がるほどスピード感があり、責任のある立場に入社3年以内の若手がアサインされることもしばしばあります。そのため、第二新卒で新規事業の立ち上げに携わりたい方には、一度ベンチャー企業の説明会などへ行くのも良いと思います。

③携われる業務の幅が広い
基本的に社員数が少ないため、担当業務の垣根を越えて仕事ができる機会があります。そのため、ビジネスマンとしてのコミュニケーション能力や業務推進力、財務管理力など広く力をつけていきたい方には、具体的な業務内容を調べてみると良いかもしれません。 
私も実際に、新卒1年目から担当業務だった営業以外にも広報や新卒採用のリクルーターなどの業務も担当していました。

ベンチャー企業に転職するデメリットは?


ここまで、ベンチャー企業に転職するメリットを紹介してきました。一方で、以下のようなデメリットもあります。

①大幅な給料UPは見込めない
ベンチャー企業は、優秀な人材を即戦力として採用したいため、企業側は大手企業と比べて給料を高く設定している場合があります。そのため、転職前と比べて給料がアップする可能性がありますが、年俸制を採用する企業が多くボーナスが無いことや、完全実力主義のため成果を出さなければ給料が上がりにくいです。
給料を大幅に上げていきたい方には、外資系の企業など、インセンティブが見込める企業への転職をおすすめします。

②残業時間が長い
ベンチャー企業の月給には、見なし残業代が含まれていることが多く、40~45時間分含まれていることもあります。その場合、企業側が社員に40時間分の残業を求めてくる場合があるため、毎日定時で退勤したい方にはおすすめできません。 

③研修体制が整っていない
研修体制が整っていないまま採用を進めることが多く、入社後に簡単な研修を終えてすぐに現場に立つ場合もあります。そのため、業務に必要な知識を十分に身につけ、手厚いフォローのもと業務をしたい方には合わない可能性があります。

おわりに


今回はベンチャー企業への転職を希望する第二新卒の社会人向けに、メリット・デメリットを解説してきました。どちらも理解した上で、自分自身に合ったキャリアを選択していくと良いと思います。

キャリリアでは、第二新卒向けの転職支援を行っています。ベンチャー企業への転職のほか、転職の目的から面接対策まで、幅広く相談可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、Carellia(キャリア支援)など複数事業を展開。
HP▷ http://yuima-ru-tokyo.com/

【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。

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