【ゆいまーる/キャリア支援ナレッジ】仕事のスキルを上げる!報連相のポイントを徹底解説!

こんにちは、株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」第二新卒チームです。
先日、友人から「仕事の先輩に報連相をする時、何を意識してる?」という質問をされました。
社会人になると、業務を円滑に進めるためには報連相は必須ですよね。
今回は、私自身の経験と友人達へのインタビューを通じてわかった、「報連相をやってよかったこと」と「実施時のポイント」をご紹介します。
報連相をやってよかったこと

まずはじめに、3名の経験談から報連相をやってよかったことを紹介していきます。
①社内での人間関係が良好になった
報連相をすることで、上司や同僚に自分の仕事の進捗を共有できますよね。
仕事において、自分のタスクが完了したら次の人が作業することがほとんどです。そのため報連相は、一緒に仕事をする人にとっても、自分の番が回ってくる前に作業イメージがつきやすくなるため、お互いに気持ちの良い仕事をするために効果的です。そうして積み上がった信頼関係は、社内での人間関係を良好にするために重要でしょう。
実際に私が新卒1年目だった時は、些細なことでも上司に報告していたので、上司から信頼を得られ、任される仕事も増えていきました。
②仕事のスピードが上がった
報連相は、仕事の進め方をすり合わせるためにも効果的です。
フリーランスでPM(プロジェクトマネージャー)をしている30代前半の友人は、こまめに進捗や方向性を共有することで、上司や取引先と認識の齟齬があってもすぐに気づくことができます。そのため、自分のアウトプットしたものが差し戻される頻度と量を減らせるので、スピード感を持って仕事を進めることができるようになったそうです。仕事をスピーディーに進めるスキルは、どの業界・業種でも必要とされるので、報連相を通じて身につけておいて損は無いでしょう。
③自分にかかる仕事の工数を削減できる
ベンチャー営業職に就いている社会人3年目の友人は、取引先から聞かれる前に自ら先を読んで報連相しているそうです。「この件どうなってますか?」と言った催促や確認の電話がかかってこなくなるため、電話対応や、メールからの問い合わせへの返信といった細かな作業をカットできます。
仕事を前倒しで進めていることになるので、自分自身の業務推進力の向上にも繋がるのではないでしょうか。
報連相のポイント

ここからは、実際に日々の業務で報連相を取り入れるにあたり、気をつけるべきポイントを紹介していきます。
① タイミングを逃さず早めに行う
報告・連絡・相談は「早め」が鉄則です。
早めに共有しておくことで、仮に何か問題が起こったとしても、取り返しがつかなくなる前に解決できる可能性が高くなります。「こんなこと報告しても良いのかな?」と迷った時点で相談すると良いでしょう。
また、頻度は「多いから減らしてほしい」と上司から言われるまでは、報連相をするのが丁度良いと思います。相談や共有にハードルを感じる方は、「相談・共有するスキルを身につけるぞ」という前提で実践してみると良いのではないでしょうか。
② 簡潔かつ要点を押さえる
報連相をする際は、相手にとって「理解しやすく」伝えることが大事です。ダラダラと長く話すのではなく、「結論→理由→背景」の順で簡潔に伝えましょう。相手が必要とする情報を、相手の立場に立って伝えることが大切です。
③ 報連相する相手の状況や立場を考慮する
②に付随しますが、報連相をする先の上司や同僚の状況や立場を考えられると、良い信頼関係を築くことができるでしょう。特に上司は他の部下からの報連相も同時に受けている可能性があります。そのため伝えるタイミングや手段(口頭・チャット・メール等)は上司や同僚が忙しい時を避けるなどを工夫しましょう。
また、一方的に話すのではなく、反応や理解度にも注意を払えると、一緒に仕事をしやすいと思われるようになるでしょう。実践していくことで、業務を推進していくスキルも身につきます。積極的にトライしてみてください。
おわりに

今回は報連相をやってよかったこと、実施時のポイントを実体験を交えながら紹介してきました。
3つのポイントを意識することで、仕事のスピード、質が上がり、職場からの信頼も得られます。社内ルールや上司の好みなども考慮しながら、積極的に報連相を実施して仕事のスキルを高めていきましょう。
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【株式会社ゆいまーる(代表取締役社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、甘酒・雑貨かふぇ こめどりーみんぐ(和カフェ)、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、Carellia(キャリア支援)など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/
【代表取締役社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業。システムエンジニアとして証券会社に入社後、日本IBMに転職。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として複数の事業を手掛けている。