【ゆいまーる/キャリア支援ナレッジ】スキルを高めるだけではない?社会人4年目が考える、20代会社員にとってのウェルビーイングとは

こんにちは、株式会社ゆいまーるキャリア支援事業の「キャリリア」第二新卒チームです。
あっという間に年末、この記事を読んでいる皆さんは、年末年始どう過ごすか、考えている人も多いでしょう。悩みを解消したり、やり残したことをやり遂げた上で、心機一転、新たな年を迎えたいですよね。「来年はこの分野でのスキルを上げるぞ」など意気込んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、新卒で入ったベンチャー企業でウェルビーイングについて学んだ、20代後半の私自身の経験から、「20代会社員にとってのウェルビーイング」について、考えていきたいと思います。ぜひ、新年の良いスタートダッシュを切るために、参考にしてみてください。
代表の島袋尚美も大事にしている、ウェルビーイングとは?

ウェルビーイング(Well-being)とは、「心身の健康や社会的な充足感が満たされた状態」のことです(ウェルビーイング学会)。1946年に採択された世界保健機関(WHO)憲章で初めて登場した言葉ですが、2011年に、米・ペンシルベニア大学心理学部教授のマーティン・セリグマン博士を筆頭に始まった「ポジティブ心理学」の中で研究されてきました。
中でも、PERMA(パーマ)モデルという、ウェルビーイングを高めるための5つの要素をセリグマン教授が定義づけています(ウェルビーイングの動向と基本知識)。
PERMAモデルとは、以下の5つの要素のことを指します。
・前向きな感情(Positive Emotion)
・没頭(Engagement)
・良好な人間関係(Relationship)
・人生の意義(Meaing)
・達成感(Achivement)
研究によると、人生においてPERMAの5つの要素について取り組むことにより、ウェルビーイングの向上に正の相関があると示されています。上記の5つは、仕事の充実感を得るためにも、とても重要ですよね。
実際、複数の事業で黒字化み成功している弊社代表の島袋尚美も、仕事をしていく上で「ワクワクしながら没頭しているか?」ということを日々大事にされています。社会人の多くは人生の⅓の時間を仕事に費やすので、仕事におけるウェルビーイングの向上は、人生の充実にも影響してきます。
次項では、20代会社員にとってのウェルビーイングについて考えていきます。
スキルを上げるだけではない!20代会社員のPERMAモデルを活かしたウェルビーイング向上方法

ウェルビーイングについての基礎的な知識を取り入れたところで、ここからは、20代会社員にとって、実体験を踏まえながら、PERMAモデルと関連づけて、ウェルビーイングを実現するために大事なことはなにか、考えていきたいと思います。
①Positive Emotion - 前向きな感情
20代のうちは、経験を積み上げていく中で失敗することも多いでしょう。そのような時は、経験を糧にして成長していくために、失敗の捉え方を前向きにすることがとても重要です。
私自身も、新卒1年目の営業時代、お客様とのミスコミュニケーションでアポイントが無くなってしまった経験があります。その際私自身は、自分のスキル不足だ、失敗だと思い込み落ち込んでいたのですが、先輩に「1つ成長できたね、次に活かそう」と明るく励ましてもらい、前進できた経験があります。特に同じ失敗をしてきた先輩などから、捉え方を聞いてみると良いでしょう。
②Engagement - 没頭
仕事に没頭できる状態を作り出しましょう。集中力が無く、時間が気になる状態だと、クオリティもスピードも下がりますよね。「今」やるべきことの優先順位を整理して、決めた時間は決めたことをやる、を徹底していきましょう。
③Relationship - 良好な人間関係
社内での良好な人間関係も、ウェルビーイングにおいて必要不可欠ですよね。どんな仕事も、自分だけでなくチームで進めていると意識して、コミュニケーションを取ると気持ちよく働き続けられると思います。
また、社外の友人や先輩と良好な人間関係を作っていくことも、仕事の相談がしやすくなるので効果的です。私は転職を検討し始めた時、社外に信頼できる先輩や友達が多かったことは、とてもありがたかった経験があります。
④Meaning - 意義
あなたは今の仕事においてどんな意義を感じていますか?自分の仕事が「なぜ」必要なのか明確にすることはとても大事だと思います。例えばスキルの向上1つにとっても、自分自身にとってどんな価値があるのかを言語化するだけでも、充実感は上がります。
以前別の記事でも記載しましたが、私は営業職を「全ての仕事の基本だから、絶対に今後の仕事にプラスに働く」と価値付けしていました。本記事を読んでいるあなたも、ご自身のキャリアプランに紐付けて意義をぜひ考えてみてください。
合わせて読みたい: 【ゆいまーる/キャリア支援ナレッジ】転職?部署異動?次のキャリアを決める前に、若手の営業職ができる3つのマンネリ化脱却方法
⑤Achivement - 達成感
最後に、達成感についてです。営業職がわかりやすいですが、毎月決めた目標を達成すると、大きな充実感を得られますよね。分かりやすい営業の成果目標だけでなくとも、「今月はこのPJを期限内にやり切るぞ」などの目標でも、達成感を得られやすいでしょう。
私は営業職をやりながら新鮮味が薄くなってきた時期に、当時の上司に会社の営業レコードを更新すると宣言して、達成した経験があります。自分を達成感で満たすには、ご自身が決断して宣言することも効果的でしょう。
代表の島袋は「目標達成」にとことんこだわり、実績を作ってきています。私自身も、宣言したことを達成していき、ウェルビーイングを実現していきます。
おわりに

2025年も残りわずかです。2026年をもっと充実した1年にしていくためにも、年末年始はウェルビーイングの観点から、今回紹介したPERMAモデルにしたがって、自分を見つめ直す時間にしてみてはいかがでしょうか。
キャリリアでは、キャリア面談や面接対策、職務経歴書の作成などを通じて、第二新卒や中途の皆さんのキャリアアップや転職のサポートをしています。まずはお気軽に、お問い合わせください。
------------------------------------------------------
【株式会社ゆいまーる(代表取締役社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、甘酒・雑貨かふぇ こめどりーみんぐ(和カフェ)、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、Carellia(キャリア支援)など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/
【代表取締役社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業。システムエンジニアとして証券会社に入社後、日本IBMに転職。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として複数の事業を手掛けている。
